慈恩寺

提供:石見銀山領33ヵ寺巡り
2026年2月13日 (金) 08:31時点におけるSakurae (トーク | 投稿記録)による版
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
ナビゲーションに移動 検索に移動
石見銀山領33ヵ寺 30番札所
慈恩寺
30慈恩寺1.jpg
山号 南陽山
寺号 慈恩寺(じおんじ)
宗旨 臨済宗
所在地 島根県江津市都治町1174
観音 聖観音(本尊)
十一面観音(秘仏/33年に1度御開帳)
御詠歌 ふたらくの 南の岸に 藤(ふじ)咲(さき)て それとしらする むらさきの雲
スタンプ設置場所 本堂前
特徴的な樹木 山桜3千本(裏山)

地図を読み込み中...

テンプレートを表示

 都治川の中流沿いに、四季折々の花木に囲まれた慈恩寺があります。創立は正嘉二年(1258)。かつては、山陰道をはさんだ向かいの高畑城の下段にありました。江戸時代以前に現在の場所に移転したとのことです。28、29、30番と3つの札所が山陰街道沿いに並んでおり、当時このあたりの交通が盛んであったことを物語っています。

 南北朝時代、足利尊氏の庶子である直冬は中国探題に抜擢されました。その後、父尊氏に対して反乱を起こしたが降参、慈恩寺に蟄居させられ、その30年後、74歳で死没し同寺に葬られたとのことです。慈恩寺は16世紀には20余りの末寺があったそうです。

 遠くからもよく見えるお寺の黒い瓦屋根には、足利氏の家紋「二つ引両」が配置されています。ご本尊は直冬が兜に着けていたといわれる聖観音様であり、三十三年に1回御開帳される秘仏で、現在は十一面観音像が前立のご本尊様です。

 境内には、開山様を祀った開山堂や経本を収納した転輪蔵が並んでいます。裏山に山桜が植栽され、山道には西国三十三カ所の観音様が配置されており、お花見をしながらミニ巡礼をすることができます。お寺には裏山から湧き出た清水をためた池もあり、桜に囲まれたお寺は昔話にでてきそうです。

 事前に申し込めば、坐禅を体験することができます。

動画

画像ギャラリー

脚註