「妙用寺」の版間の差分

提供:石見銀山領33ヵ寺巡り
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 三瓶町志学から早水川に沿って県道40号を下ると突き当りは東西に国道375号があり、左折すると浜原の町並みが右手に広がります。1.5kmほど進むと左手高台に妙用寺の山門が見えます。
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樹齢約500年の県指定天然記念物「ミョウジザクラ」はここにしかありません。春には,境内中に藤、シャクヤク、つつじが咲き誇ります.<ref>「石見銀山領33ヵ寺巡りマップ」お勧めポイントより</ref>
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 正和三年(1314)佐波荘の国人領主・佐和実連の時代に創建されたとも言われています。観音堂は、棟札により元禄十四年(1701)に鐘楼門とともに建てられたことが知られています。幕末の記録には、観音堂は瓦葺きの1間半四方の規模で、内陣中央に聖観音を安置し、脇立に地蔵菩薩と毘沙門天をまつると記されています。
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 臨済宗東福寺派のお寺ですが、弘法大師様への信仰が篤い浜原地区では、毎年4月21日「お砂踏み」の法要が執り行われています。各家々の縁側に、お大師さま御影の掛け軸を懸け、子ども達は、順番にお参りし、お菓子をいただくそうです。最後は皆で妙用寺に掛け軸を持って集まります。四国八十八ヶ所霊場の砂が入った袋が堂内に敷かれ、住職に先導され右回りに「お砂」を踏んでお参り巡拝します。お遍路(巡礼)の功徳が身近な寺で得られる貴重な行事として現在も残っているのですが、近年は少子高齢化の影響で参加される地元の方も少なくなっているそうです。
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 推定樹齢500年の桜が寺門の横で美しい姿で咲き誇ります。ヤマザクラとエドヒガンの間に生じた雑種で「ミョウヨウジザクラ」と命名され、昭和五十一年(1976)、ここにしかない貴重な桜ということで、県の天然記念物に指定されました。3月下旬~4月中旬の見ごろにはライトアップもされています。連休前後には藤の花が見事です。寺境内に歌碑「この桜 里のほふ 山門とともに 永久に とゞけむ」が建立されています。
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 妙用寺から続く参道周辺に咲くハナモモやシャクナゲ、ピンクの枝垂れ桜、ソメイヨシノなど、心の和む景色を眺めていると、地元住民が大事に守り育てておられる熱い想いが伝わってきます。
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2026年2月15日 (日) 12:21時点における最新版

 三瓶町志学から早水川に沿って県道40号を下ると突き当りは東西に国道375号があり、左折すると浜原の町並みが右手に広がります。1.5kmほど進むと左手高台に妙用寺の山門が見えます。

 正和三年(1314)佐波荘の国人領主・佐和実連の時代に創建されたとも言われています。観音堂は、棟札により元禄十四年(1701)に鐘楼門とともに建てられたことが知られています。幕末の記録には、観音堂は瓦葺きの1間半四方の規模で、内陣中央に聖観音を安置し、脇立に地蔵菩薩と毘沙門天をまつると記されています。

 臨済宗東福寺派のお寺ですが、弘法大師様への信仰が篤い浜原地区では、毎年4月21日「お砂踏み」の法要が執り行われています。各家々の縁側に、お大師さま御影の掛け軸を懸け、子ども達は、順番にお参りし、お菓子をいただくそうです。最後は皆で妙用寺に掛け軸を持って集まります。四国八十八ヶ所霊場の砂が入った袋が堂内に敷かれ、住職に先導され右回りに「お砂」を踏んでお参り巡拝します。お遍路(巡礼)の功徳が身近な寺で得られる貴重な行事として現在も残っているのですが、近年は少子高齢化の影響で参加される地元の方も少なくなっているそうです。

 推定樹齢500年の桜が寺門の横で美しい姿で咲き誇ります。ヤマザクラとエドヒガンの間に生じた雑種で「ミョウヨウジザクラ」と命名され、昭和五十一年(1976)、ここにしかない貴重な桜ということで、県の天然記念物に指定されました。3月下旬~4月中旬の見ごろにはライトアップもされています。連休前後には藤の花が見事です。寺境内に歌碑「この桜 里のほふ 山門とともに 永久に とゞけむ」が建立されています。

 妙用寺から続く参道周辺に咲くハナモモやシャクナゲ、ピンクの枝垂れ桜、ソメイヨシノなど、心の和む景色を眺めていると、地元住民が大事に守り育てておられる熱い想いが伝わってきます。

石見銀山領33ヵ寺 17番札所
妙用寺
17妙用寺1.jpg
山号 甘露山
寺号 妙用寺(みょうゆうじ)
宗旨 臨済宗
所在地 島根県邑智郡美郷町浜原460
観音 聖観音
御詠歌 甘露水(かんろみず) 滴(したた)りおつる 山ミれハ 仏の□□し のりのしたたり
スタンプ設置場所 本堂前
特徴的な樹木 ミョウヨウジザクラ

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妙用寺の観音堂は、棟札により元禄14年(1701)に鐘楼門とともに建てられたことが知られています。幕末の記録には、観音堂は瓦葺きの1間半四方の規模で、内陣中央に聖観音を安置し、脇立に地蔵菩薩と毘沙門天をまつると記されています。[1]

動画[編集]

画像ギャラリー[編集]

脚註[編集]

  1. 石見銀山領三十三ヵ所巡り』(桜江古文書を現代に活かす会、2019年)より転載。