「鉄座について大森御役所への口上」を編集中

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目録番号:ま136  
 
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   御勘定御調被下度候尤銑之義ハ別段
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  御勘定御調被下度候尤銑之義ハ別段
   ニ御勘定仕相納メ可申事
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  ニ御勘定仕相納メ可申事
一、問屋共ゟ廻着御座へ相届ケ候ハヽ是迄之
 
 通り厳重ニ廻着束数早速御見分
 
 被為成下御座御長面御扣置被為成下候事
 
一、御座有御荷物之儀印束数御長面御見せ
 
 可被下候左候ハヽ相捌方之儀ハ被為仰付候
 
 ハヽ弐万束ハ最初両月売捌申則
 
 代銀三拾日限り宛上納可仕候相残り
 
 荷物之儀ハ壱ケ月ニ弐千五百束つヽ売退キ
 
 可申候此代銀十五日限り相納メ可申候尤
 
 問屋方へ廻着之余度も無暫時ハ
 
 随分出精致別段ニ束数多ク引請
 
 取捌可仕候事
 
 右之通り御聞届ケ被為成下候ハヽ一統
 
 難有奉存候以上
 
 
 
   御勘定御調え下されたく候、尤も銑の儀は別段
 
   に御勘定つかまつり相納め申すべき事
 
一、問屋共より廻着、御座へ相届けそうらわば、これまでの
 
 通り厳重に廻着束数早速御見分
 
 成し下させられ、御座御長面御扣え置き成し下させられそうろう事
 
一、御座有り御荷物の儀、印、束数御長面御見せ
 
 下さるべくそうろう。左そうらわば、相捌き方の儀は仰せ付けさせられそうら
 
 わば、弐万束は最初両月売り捌き申し、則ち
 
 代銀三拾日限りづつ、上納仕るべくそうろう。相残り
 
 荷物の儀は、壱ケ月に、弐千五百束づつ売り退き
 
 申すべくそうろう。この代銀十五日限り相納め申すべくそうろう。もっとも
 
 問屋方へ廻着の余度も暫くなき時は
 
 随分出精致し、別段に束数多く引き請け
 
 取り捌き仕るべくそうろう事
 
 右の通り御聞き届け成し下させられそうらはば、一統
 
 有り難く存じ奉りそうろう、以上
 
  
 
=== 5枚目(全6枚の内) ===
 
=== 5枚目(全6枚の内) ===
  
 
[[ファイル:ま-136(5).JPG|600px]]
 
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  天明四辰十一月
 
    右之趣仲買中ゟ願度之由ニ而
 
    問屋方ヘ相談有之則問屋中ゟ
 
    返答之事
 
    一昨廿日御申聞猶又御願書之写シ
 
    御見せ則写シ取此方仲間一統江一覧
 
    為致候然ル所問屋共ハかね而御安内
 
    之通り律儀成ル下もかた荷主
 
    掛合のミニて渡世致候問屋共ニ候得ハ
 
    御書面之趣かつてん行不申候ゆへ
 
    差当り否哉之御返答難及よし問屋
 
    中間一統申之候
 
      十一月廿一日夜
 
 
      天明四辰十一月
 
    右の趣仲買中より願いたきの由にて
 
    問屋方へ相談これあり。則ち、問屋中より
 
    返答の事。
 
    一つ、昨廿日お申し聞け、なお又、御願書の写し
 
    お見せ、則ち写し取り、此方仲間一統へ一覧
 
    致させ候。然る所、問屋共はかねてご安内
 
    の通り、律儀成る下もかた荷主
 
    掛け合いのみにて渡世致し候問屋共に候えば、
 
    御書面の趣かつてん行き申さず候ゆへ、
 
    差し当たり否哉の御返答及び難きよし、問屋
 
    中間一統これを申し候。
 
      十一月廿一日夜
 
  
 
=== 6枚目(全6枚の内) ===
 
=== 6枚目(全6枚の内) ===
  
 
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 天明四年辰十二月
 
此願書写辰十二月三日大坂出立
 
        平十事
 
同十一日夜瀬尻鑪金十郎
 
取帰リ申候并大坂屋善助殿ゟ大森
 
御役所へ参候御用状御添触取帰リ
 
十二日大森藤井様御家来帰リ便リ大森
 
右御用状御添触遣申候
 
 
   天明四年辰十二月
 
此の願書写し辰十二月三日大坂出立、
 
        平十事
 
同十一日夜瀬尻鑪金十郎
 
取り帰り申し候、并びに大坂屋善助殿より大森
 
御役所へ参り候御用状御添触取り帰り、
 
十二日大森藤井様御家来帰り便り大森
 
右御用状御添触遣わし申し候
 
  
 
== 現代語訳 ==
 
== 現代語訳 ==
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  実際に過不足があれば、一年間の廻着高をきちんと計算をして出して下さい。
 
  実際に過不足があれば、一年間の廻着高をきちんと計算をして出して下さい。
 
  尤も、銑は又別に計算をしてお納め致します。
 
  尤も、銑は又別に計算をしてお納め致します。
 
一、問屋たちから、大坂に鉄が届いた報告が鉄座に対しあったら、
 
これまでの通り厳重に鉄の束数をお調べいただき、鉄座の帳面に控えておいてください。
 
一、鉄座で持っている荷物について、印と束数が書いてある帳面を見せてください。
 
そうして下されば、売り捌くようご命令が有り次第、二万束は最初の二か月で売り捌くことにします。
 
代銀は三十日までに納めます。
 
残りの荷物は、これから一か月で二千五百束づつ売って、この代銀を毎月十五日までに納めます。
 
もっとも、問屋へ廻着量が多くない時は在庫の鉄の束数を多く引き受けて売りさばきます。
 
右の通りお聞き届けくだされば、有り難く存じます。
 
 
天明四年辰年の十一月
 
右の趣旨で仲買たちからお願いしたい理由について問屋方へ相談がありました。
 
そうすると、問屋たちから返答がありました。
 
一つ、昨日二十日会って相談しました。
 
また、願書の写しを(仲買が)お見せになり、それを写し取り、自分たちの仲間全員に回覧させました。
 
そうしたところ、「(仲買たちも)以前からよくご存知の通り、
 
堅実な下方荷主との交渉のみで生業を立てている問屋たちであるので、書面の内容は納得しがたく、
 
これで良いのかどうかすぐには返答ができない」ということを問屋たちは全員申しています。
 
   十一月二十一日夜
 
 
天明四年辰十二月
 
この願書の写しは、辰十二月三日に大坂を出立し、
 
同十一日の夜に、瀬尻鑪の平十こと金十郎が
 
取り帰りました。また、大坂屋の善助殿から大森
 
御役所へ参りました御用状と御添触を取り帰り、
 
十二日に大森の藤井様の御家来に便りを大森へ
 
右の御用状と御添触を遣わしました。
 
 
 
 
 
  
  

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