「江戸へ持参の書物留」を編集中

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  度奉存候返納之儀者拾五年賦ニ年ヽ
 
  度奉存候返納之儀者拾五年賦ニ年ヽ
 
  返納可為仕候
 
  返納可為仕候
一山師江一向山相渡候得者鏈分相成候故
 
御徳用大分減少仕候縦令山師稼之
 
山ゟ灰吹百貫目出候得者金弐百両程
 
運上相納り申候御入用を以普請仕候山ゟ
 
灰吹百貫目出候得ハ金六百両余之御徳用
 
御座候且又拝借被仰付候上若山ふ盛り
 
候而御費之方ニ相見へ候ハヽ何時茂返上納可為
 
仕候此段委細吟味を詰候所決而相滞之儀
 
無御座候尤地役人山師共方ゟ証文茂取置
 
申候何とそ願之通被仰付被下候様ニ仕度
 
奉存候去巳年と当午年御徳用之差
 
引仕差上ヶ申候己上
 
 
   
 
   
 
  石州銀山午年正月ゟ同九月迄出灰吹髙
 
  石州銀山午年正月ゟ同九月迄出灰吹髙
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  たく存じ奉りそうろう 返納の儀は拾五年賦に年々
 
  たく存じ奉りそうろう 返納の儀は拾五年賦に年々
 
  返納仕らせべくそうろう
 
  返納仕らせべくそうろう
山師へ一向あい渡しそうろえば、鏈分けあい成りそうろう故
 
御徳用大分減少仕りそうろう。たとい山師稼ぎの
 
山より灰吹百貫目出そうろえば、金二百両ほど
 
運上あい納り申しそうろう。御入用を以て普請仕りそうろう山より
 
灰吹百貫目出そうろえば、金六百両余りの御徳用
 
御座そうろう。且つ又拝借仰せ付けそうろう上、もし山ふ盛り
 
そうろうて御費の方にあい見へそうろはば、何時も返上納
 
仕りさすべくそうろう。この段委細吟味を詰めそうろう所、決してあい滞りの儀
 
御座なくそうろう。尤も地役人山師共方より証文も取り置き
 
申しそうろう。何とそ願いの通り仰せ付けられ下されそうろう様に仕りたく
 
存じ奉りそうろう。去巳年と当午年御徳用の差し
 
引き仕り差上げ申しそうろう。己上
 
 
  
  
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  役人と山師が共にお願いしている通り、二百貫目の拝借銀をもって仰せ付けられますようお願いいたします。
 
  役人と山師が共にお願いしている通り、二百貫目の拝借銀をもって仰せ付けられますようお願いいたします。
 
  返却については、十五年賦で毎年お返しいたします。
 
  返却については、十五年賦で毎年お返しいたします。
 
一山師にすべてを渡して請け山にしてしまえば、山から出て来る鉱石をそのまま配分することになるので、
 
幕府の利益が大きく減少することになります。
 
たとえば、山師が請け山にしている山から灰吹法によって銀が百貫目出れば
 
金二百両ほどが幕府に運上金として納められます。
 
しかし幕府からの資金をもって普請した山から灰吹銀が百貫目出れば金六百両余りの利益になります。
 
その上、資金を拝借して掘ってみて、鉱石の出が悪く損失が出るように見えた場合は借りたお金については、
 
いつでも返済させます。これらについても詳細に検査しましたが決して返済が滞るようなことはありません。
 
在地の幕府の役人山師たちから証文も取っております。
 
なにとぞ願いの通り、拝借を仰せ付けられますようお願いいたします。
 
去年巳年と今年午年の利益の計算したものを差し出します。以上。
 
 
覚え
 
一、先年の柑子谷の水抜き工事については、後藤覚右衛門が
 
代官だった頃に、銀二百貫を費用としてくだされて、工事が命じられました。
 
しかし、とても石が堅く、予定よりも開削が進みませんでした。
 
その上、掘り当てるはずだった鉱脈に向かって掘っても、
 
銀の含有量が少ない石のようなものばかりが出てきて、経営はうまく行きませんでした。
 
  
 
== 脚註 ==
 
== 脚註 ==

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