「浜田領渡利村書付」を編集中

ナビゲーションに移動 検索に移動

警告: ログインしていません。編集を行うと、あなたの IP アドレスが公開されます。ログインまたはアカウントを作成すれば、あなたの編集はその利用者名とともに表示されるほか、その他の利点もあります。

この編集を取り消せます。 下記の差分を確認して、本当に取り消していいか検証してください。よろしければ変更を保存して取り消しを完了してください。

最新版 編集中の文章
107行目: 107行目:
  
 
[[ファイル:P1030234.JPG|600px]]
 
[[ファイル:P1030234.JPG|600px]]
此段御察当ニ者御座候得共久左衛門藤左衛門
 
間柄不宜互ニ行来も不仕段者先達而御
 
吟味之節有体申上候趣少も相違無御座候
 
然所此度藤左衛門ゟ久左衛門并幸蔵ゟ之書状差
 
出シ不和ニ而無之睦敷相交候所私并幾六与
 
馴合譲証文ニ加判ニ不及段久左衛門遺言与申
 
立候趣強而相願候旨被仰聞御吟味ニ御座候得共
 
右書状取遣り仕候訳合者不奉存候得共右譲証文
 
加判相頼候節藤左衛門等加判不及段久左衛門申
 
聞候意味者不和之間柄故譲地之趣彼等
 
一流ニ相談ニも不及旨申之候処私共義も下地
 
藤左衛門往来不仕候義者承知仕罷在候
 
 
此の段ご察当には御座そうらえども、久左衛門藤左衛門、
 
間柄宜しからず、互いに行き来も仕らざる段は先達て御
 
吟味の節有体申し上げ候趣、少しも相違御座なく候、
 
然る所、此のたび藤左衛門より、久左衛門并に幸蔵よりの書状差し
 
出し不和にてこれ無く、睦まじく相交わり候所、私并に幾六と
 
馴合い、譲り証文に加判に及ばざる段、久左衛門遺言と申し
 
立候趣、強いて相願い候旨、仰せ聞けられ御吟味に御座候えば
 
右書状取遣り仕り候訳合は存じ奉らずそうらえども、右譲り証文
 
加判相頼み候節、藤左衛門等加判及ばざる段、久左衛門申し
 
聞け候意味は、不和の間柄ゆえ譲り地の趣、彼等
 
一流に相談にも及ばざる旨、これを申し候処、私ども義も下地
 
藤左衛門往来仕らず候義は承知仕り罷り在り候
 
  
 
=== 5枚目(全5枚の内) ===
 
=== 5枚目(全5枚の内) ===
161行目: 136行目:
 
  このことについて、藤左衛門をご吟味してください。
 
  このことについて、藤左衛門をご吟味してください。
 
  私たちの仕事が成り立つように、幾重にも御勘弁くださるよう、お願い致します。以上。
 
  私たちの仕事が成り立つように、幾重にも御勘弁くださるよう、お願い致します。以上。
 
再びの御吟味について申し上げる書き付け
 
一つ。大貫村西田屋の久左衛門と浜田領松浦屋の藤左衛門とは十年余りも仲が悪くお互いに行き来などもしていないということを先日幾六が申し上げたので、
 
その際私共が御吟味を受けたときお答えしたのは、年数はどのくらいか分かりませんが、
 
近頃二人の仲がよろしくなく、行き来もせず、特に浅右衛門が久左衛門と隣の家でありますが、
 
久左衛門宅で藤左衛門を見掛けたことがないと申し上げました。しかし、今回藤左衛門が願った内容には、久左衛門と仲が悪いということは決してなく、
 
この証拠に久左衛門の息子の幸蔵から藤左衛門に出された手紙があり、また、久左衛門から藤左衛門に出された返しの手紙があります。
 
 
これらのことについてお叱りを受けましたのですけれども、久左衛門と藤左衛門の仲が良くなく、
 
互いに行き来もしていないことは、先達て、ご吟味の時にありのまま申し上げた通り間違いはございません。
 
しかし、この度、久左衛門と幸蔵から藤左衛門への書状を(役所に)差し出し、藤左衛門と久左衛門は不和ではなく睦まじく交際していたこと、
 
かつ、村役人と幾六がなれ合い、久左衛門の譲り証文に「藤左衛門が加判するには及ばない」
 
と久左衛門の遺言にあると村役人が申し立てていると藤左衛門が主張しているとのことで、ご吟味されることになりました。
 
しかし、右の書状のやり取りについては存じませんが、
 
右の譲り証文に久左衛門が村役人に加判を頼んだ際に「藤左衛門たちは加判する必要はない」と久左衛門が言った趣旨は、
 
「藤左衛門と久左衛門は仲が良くないので、譲り地の事は彼ら一族に相談する必要もない。」とのことでした。
 
私たち(村役人)も、もとから久左衛門と藤左衛門は行き来をしていないという事を知っていました。
 
  
 
== 脚註 ==
 
== 脚註 ==

桜江古文書を現代に活かす会への投稿はすべて、他の投稿者によって編集、変更、除去される場合があります。 自分が書いたものが他の人に容赦なく編集されるのを望まない場合は、ここに投稿しないでください。
また、投稿するのは、自分で書いたものか、パブリック ドメインまたはそれに類するフリーな資料からの複製であることを約束してください(詳細は桜江古文書を現代に活かす会:著作権を参照)。 著作権保護されている作品は、許諾なしに投稿しないでください!

編集を中止 編集の仕方 (新しいウィンドウで開きます)

このページで使用されているテンプレート: