浜原村西田屋芋
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目録番号:ち55
担当:古文書に親しむ会 in 桜江
文書画像と釈文
1枚目(全3枚の内)
浜原村幾六河本ゟ 積下シ候扱苧大貫村 ニ而荷作り致此度 積下シ候ニ付又々坂本 口ニ而役銀上納致候 様御申付之由左候而者 二重役ニ相成依之 積下シ候儀指支候段 幾六ゟ願出候ニ吟 味致候処御役銀之 儀者追而御吟味之 上御指図次第可仕 間扱苧積下シ候様
2枚目(全3枚の内)
被成下度願出候間 右扱苧三拾四駄口之分 之分駄数等御改 置此書付ヲ以口々 無滞御通シ可有之 候已上 巳九月九日 鹿野徳十郎 池亀徳之進 山本六郎次
3枚目(全3枚の内)
吉岡要四郎 宗岡新市郎 坂本口 住郷口 川登口 江津口 右口留中 追而此書付江津ゟ 重便返し可有之候 已上
脚註
本史料は他の史料との関連で、宝暦一一年(一七六一)と推定される。
「苧(からむし)」・・・今でこそしつこい雑草として嫌われる場合もあるが、茎の皮から採れる靭皮繊維は麻などと同じく非常に丈夫である。績(う)んで取り出した繊維を、紡いで糸とするほかに、糾綯(あざな)って紐や縄にし、また荒く組んで網や漁網に用い、経(たていと)と緯(よこいと)を機(お)って布にすれば衣類や紙としても幅広く利用できる。分布域では自生種のほかに、六千年前からヒトの手により栽培されてきた。(ウィキペディア)
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