「浜田地震」の版間の差分

提供:桜江古文書を現代に活かす会
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(1版)
 
(相違点なし)

2013年12月17日 (火) 17:31時点における最新版

目録番号:ほ20


担当:古文書に親しむ会 in 桜江


文書画像と釈文[編集]

1枚目(全3枚の内)[編集]

ほ-20 (1,2).JPG

水除御普請願
     邑智郡本郷大貫村

   乍恐以書附奉願上候
邑智郡大貫村本郷之儀、高百五拾石余
    

2枚目(全3枚の内)[編集]

ほ-20 (3).JPG

之村方ニ御座候処、過ル六日震災ニ而字瓜
屋穴山崩大川中迄押出し候ニ付、水刎と相成、
当村之内字中島水除藪追々川欠と
成行、只今之姿ニ而者中島ハ勿論字釣跡
と申辺迄川欠と相成候得共、近年諸色
高直ニ而村中必至困窮ニ陥候ニ付、川端
水除又ハ山崩川中江押出し候土石流レ方
等迚茂自力ニ難叶、捨て置候而者終ニ者
畑地悉く皆流失いたし、村方衰微之
基と相成歎ヶ敷次第ニ奉存候間、何卒
格別之御仁計ヲ以場所御見分
之上、水除御普請被成下置候ハヽ、重々
難有仕合ニ奉存候、依之村役人連印
以書附乍恐御許容之程偏奉願上候、以上

3枚目(全3枚の内)[編集]

ほ-20 (4).JPG

邑智郡大貫村本郷
  明治五年     頭百姓見習
    壬申二月     岩城庫一郎(印)
           頭百姓
             寺本松三郎[印]
           同
             岩城彦次郎(印)
           庄屋
             野坂久市郎(印)
 邑智郡
   御役所

一、中島水除場所  但シ長サ八十五間、高サ弐間
    此坪百七拾坪石垣ニ仕立
    此人夫千七百人 但シ壱坪ニ付拾人宛
一、川中江山崩押出し候土石切流場所
          但シ立凡百間、横凡弐拾間
    此坪弐千坪
    此人夫千五百人 但シ壱坪ニ付七人半宛
  合人夫三千弐百人役