「御留守之内公事裁許之留」を編集中

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  どうか作徳米一斗の計算で、田地を買い取るよう取り計らいをお願いしたいと申します。
 
  どうか作徳米一斗の計算で、田地を買い取るよう取り計らいをお願いしたいと申します。
  
== 訴訟⑦文書画像・釈文・書き下し文 ==
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== 訴訟⑦文書画像 ==
  
 
=== 19枚目(全29枚の内) ===
 
=== 19枚目(全29枚の内) ===
 
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四月廿七日之裁許
 
                   布川兵右衛門
 
柑子谷泉山水抜  山主 吉原理兵衛
 
                    原田善兵衛
 
 
  岩ヶ廻鉉水抜切     竹下安左衛門
 
 
            水打かい出入
 
 
     甘南備山
 
相手大谷      山主 矢野九左衛門 
 
     栗木山
 
 
       水抜方  兵右衛門
 
         山主 理兵衛
 
            善兵衛  申口
 
                    安左衛門
 
 
一、今度柑子谷水抜泉山江水切出候ニ付大谷之小吹屋
 
  後山稲荷山甘南備山栗木山水干落候而泉山之内
 
  岩ヶ廻鉉安左衛門切場ゟ水打かい願出去ル九日ニ小吹屋
 
  稲荷山ニ而者打かゐ御山使ゟ御申付山主立合双方得心
 
  ニ而相打かい相済申候事
 
 
 四月二七日の裁許
 
             布川兵右衛門
 
柑子谷泉山水抜き  山主 吉原理兵衛
 
             原田善兵衛
 
 
  岩ヶ廻鉉水抜切      竹下安左衛門
 
 
             水打かい出入
 
 
     甘南備山
 
相手大谷      山主 矢野九左衛門 
 
     栗木山
 
 
       水抜方  兵右衛門
 
         山主 理兵衛
 
            善兵衛  申し口
 
            安左衛門
 
 
一、今度柑子谷水抜、泉山へ水切り出しそうろうに付き、大谷の小吹屋
 
  後山稲荷山甘南備山栗木山水干し落しそうらいて、泉山の内
 
  岩ヶ廻鉉安左衛門切場より水打ちかい願い出、去る九日に小吹屋
 
  稲荷山にては打ちかい御山使いより御申しつけ、山主立ち合い双方得心
 
  にて相打ちかい相済み申し候こと
 
 
 
  
 
=== 20枚目(全29枚の内) ===
 
=== 20枚目(全29枚の内) ===
  
 
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 返答   九左衛門 申口
 
一 前々御作法之通水際ニ而打かい請申儀ニ御座候山々水ハ
 
  近所ニ而茂山ニより水順一同ニ無御座儀茂御座候処四ヶ
 
  所之山一ツ順ニ考打かい願候段難心得由申ニ付御山使ゟ
 
  山組頭共江打かい相極候様ニ御申渡候得者山組頭共相談
 
  之上只今之水際と八尺上と双方出入ニ申ニ付
 
 
 
       返答   九左衛門 申口
 
一 前々御作法の通り、水際にて打かい請け申す儀にござそうろう山々、水は
 
  近所にても、山により水順一同にござなき儀もござそうろう処、四ヶ
 
  所の山一つ順に考え、打かい願いそうろう段心得難き由申すに付き、御山使より
 
  山組頭どもへ、打かいあい極めそうろう様に御申し渡しそうらえば、山組頭ども相談
 
  の上、只今の水際と八尺上と双方出入りに申すに付き 
 
 
 
=== 21枚目(全29枚の内) ===
 
=== 21枚目(全29枚の内) ===
 
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右裁許
 
右出入双方遂吟味候処甘南備山栗木山水打かい
 
只今之水際ニ打かい可仕候山主九左衛門ゟハ泉山ゟ小吹屋へ
 
切抜候節泉山踏敷ゟ弐拾長上ニ極リ候筈ニ兼而柑子谷
 
水歩荷之水順ニ相極右弐拾長ゟ上ハ歩荷不出下
 
之分ハ歩荷出申筈ニ候由踏敷究ニ達而断候得共
 
此儀者抜合候上ニ而相知申候事然共抜合不知山打かい
 
任御作法水ニ附候所ヲ打かい所ニ究候事定法ニ候水抜
 
方山主ゟハ八尺上と願候事難聞届候
 
 
【書き下し文】
 
     右の裁許
 
右出入り双方遂に吟味を遂げそうろう処、甘南備山栗木山水打かい
 
只今の水際に打かい仕るべくそうろう、山主九左衛門よりは、泉山より小吹屋へ
 
切り抜きそうろう節、泉山踏敷より弐拾長上に極りそうろうはずに、兼ねて柑子谷
 
水歩荷の水順に相極り、右弐拾長より上は歩荷出ず、下
 
の分は歩荷出し申すはずにそうろう由、踏敷究に達って断りそうらえども、
 
この儀は抜き合いそうろう上にて相知れ申しそうろう事、然れども抜き合い知らず山打かい、
 
御作法に任せ、水に附きそうろう所を打かい所に究めそうろう事、定法にそうろう、
 
水抜方山主よりは八尺上と願いそうろう事、聞き届け難くそうろう
 
  
 
=== 22枚目(全29枚の内) ===
 
=== 22枚目(全29枚の内) ===
  
 
[[ファイル:orusu025.JPG|600px]]
 
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   外
 
一小石ヶ廻鉉之水抜ハ安左衛門切申候百三拾尋程鉉延
 
 仕候得共ニ今水少茂出不申候然共小吹屋後山江
 
 鎚音近ク聞江申候故小吹屋後山稲荷山江水
 
 打拐申付候甘南備山栗木山ハ其以後水ニ着申候
 
 ニ付今度出入ニ罷成候由被申候 
 
 
一山田鉉之水抜ハ兵右衛門切申候是ハ石間ゟ水出申
 
 候故山々之水干落候由兵右衛門申出候然共小
 
 石ヶ廻鉉とハ百尋程間有之殊ニ鉉違ニ而候故
 
 兵右衛門切地ヘ水出候とて小石ヶ廻之水干落可申
 
 様無之候長々之旱ニ候故山々之上水干落候様被存候由被申候
 
 
 
     外
 
一小石ヶ廻鉉の水抜きは、安左衛門切り申しそうろう。百三拾尋ほど鉉延べ
 
 仕りそうらえども、今に水少しも出申さずそうろう。然れども小吹屋後山へ
 
 鎚音近く聞こえ申しそうろう故、小吹屋後山稲荷山へ水
 
 打ち拐い申しつけそうろう。甘南備山栗木山は、それ以後、水に着き申しそうろう
 
 に付き、今度出入りにまかり成りそうろう由申されそうろう。
 
 
 
一山田鉉の水抜きは、兵右衛門切り申しそうろう。これは、石間より水出で申し
 
そうろう故、山々の水干し落ちそうろう由、兵右衛門申し出でそうろう。然れども、小
 
石ヶ廻鉉とは百尋ほど間これあり。殊に鉉違いにてそうろう故、
 
兵右衛門切地へ水出でそうろうとて小石ヶ廻の水干し落ち申すべき
 
様これなくそうろう。長々の旱にそうろう故、山々の水干し落ちそうろう様
 
存ぜられそうろう由申されそうろう。
 
 
 
=== 23枚目(全29枚の内) ===
 
=== 23枚目(全29枚の内) ===
 
[[ファイル:orusu026.JPG|600px]]
 
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例茂御座候由申候へ共水抜山主共ゟ申候者例とハ
 
  難用候惣而古来ゟ水歩荷ハ荷分ニ仕水抜方ゟ
 
  茂間歩口ニ番人附来候由申候右平六茂其後
 
  水抜候節願候山茂御座候得共其後者御作法
 
  之通ニ荷分ニ相極申候由申候
 
右之通ニ候得者古来ゟ之例与申者荷分ニ候間前々
 
之通弥荷分ニ可仕旨申渡候
 
 
  例もござそうろう由申しそうらえども、水抜山主どもより申しそうろうは、例とは
 
  用い難くそうろう、惣じて古来より水歩荷は荷分に仕り、水抜方より
 
  も間歩口に番人附け来たりそうろう由申しそうろう、右平六もその後
 
  水抜きそうろう節願いそうろう山もござそうらえども、その後は御作法
 
  の通りに、荷分にあい極め申しそうろう由申しそうろう
 
右の通りにそうらえば、古来よりの例と申すは荷分にそうろうあいだ、前々
 
の通り、いよいよ荷分に仕るべき旨申し渡しそうろう
 
  
 
== 訴訟⑧文書画像・釈文・書き下し文 ==
 
== 訴訟⑧文書画像・釈文・書き下し文 ==

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