大家組急廻状

提供:石見銀山領33ヵ寺巡り
2021年1月3日 (日) 06:24時点におけるSakurae (トーク | 投稿記録)による版 (→‎4枚目(全4枚の内))
ナビゲーションに移動 検索に移動

目録番号:め30


担当:古文書に親しむ会 in 桜江


文書画像と釈文

1枚目(全4枚の内)

9615.JPG

大家組
急廻状		惣代
  新屋村始

    

2枚目(全4枚の内)

9616.JPG

以急廻状得其意候然者
為下御検見来月二日頃
御出立ニ而御元〆様并ニ平松様
御両人御手訳御廻村有之
右ニ付御検見村々内見帳
当月晦日限差出候様
村々江可申達旨被仰聞候
間去ル午御高入新田有之候
村方ハ右日限者内見帳
御差出可成候尚又御検見

3枚目(全4枚の内)

9617.JPG     

村々御廻村之節御通行
筋ハ定免村々立毛御見分
有之候様ニ御座候間兼而
其■心得ヲ以村々ニ而何連之
田場ニ而御坪刈ニ相成字位
反別田々名前御尋有之候
共無差支御答相成候
様名寄帳ヲ以御案内可有之候
且御廻村御順道并ニ御休泊
等之儀ハ追而相訳次第
御通達可仕候

4枚目(全4枚の内)

9618.JPG

一先達御沙汰有之候露
路門別屋根仕替候義
迷惑之次第ヲ以御伺申上候
処露路門者表門与ハ
違候間用立不申分ハ
両開戸差払引戸ニ仕替
別屋根其侭ニ而差置候  
而可然様被仰聞候間
左様御承知被成候
此廻状以刻附早々御
順達留り村ゟ御戻し
可被成候
 	 三原村
卯八月廿四日 庄屋泰一郎(印)

	新屋村(印) 廿五日九ツ刻拝見仕候[1]
	大家本郷(印) 廿五日暮六ツ[2]
			拝見仕候
	横屋村(印) 廿五日夜九ツ時[3]
		  受取早々継送候
	北佐木村(印) 廿六日巳之刻[4]
		  受取早々継送申候
	南佐木村(印) 廿八日午刻受取[5]
		  継く送り
	田窪村(印) 廿八日酉刻[6]
		  受取り早々送候
	大貫村
   右村々
	 役人中

脚註

  1. 昼12時
  2. 夕方6時
  3. 夜12時
  4. 午前10時
  5. 昼12時
  6. 18時


コメント

<comments hideform="false" /> トーク:大家組急廻状