大貫村丑年村入用帳
目録番号:
担当:島根大学法文学部社会文化学科歴史と考古コース古文書ゼミ
文書画像,釈文,書下し文
1枚目(全6枚の内)
2枚目(全6枚の内)
一 同弐拾目七分九り 是ハ御役所修復入用 品々郡中割御役所江上 納仕候 一 同弐拾目五分 是ハ大家組座頭こせ 飯米三斗九升四合弐勺 代丑六月渡シ分
一 同弐拾目七分九り 是は御役所修復入用 品々郡中割、御役所へ上納仕りそうろう 一 同弐拾目五分 是は大家組座頭ごぜ 飯米三斗九升四合弐勺 代、丑六月渡し分
3枚目(全6枚の内)
一 同拾九匁 拾匁 伊勢 内 五匁 杵築 弐匁 高野 弐匁 熊野 五穀豊饒為祈祷前々 上ヶ来申候
一 同拾九匁 拾匁 伊勢 内 五匁 杵築 弐匁 高野 弐匁 熊野 五穀豊饒祈祷のため前々より上げ来たり申しそうろう
4枚目(全6枚の内)
一 同三拾目 下夫給銀 是ハ御用御廻状持送り 触催促等仕候給銀如レ此 相究相渡申候 一 同三拾目 是ハ僧社人荷物送り 并年諸往来者世話賃等 如レ此相究相渡申候 一 同百目分 是ハ庄屋壱歩米壱石 九斗弐升五合代但壱石ニ付 五十二匁かへ
一 同三拾目 下夫給銀 是は御用御廻状持たせ送り 触れ催促仕りそうろう給銀此くの如く 相究め相渡し申しそうろう 一 同三拾目 是は僧社人荷物送り ならびに諸往来者世話賃等 此くの如く相究め相渡し申し候 一 同百目分 是は庄屋壱歩米壱石 九斗弐升五合代、但し壱石に付き 五十二匁かへ
5枚目(全6枚の内)
6枚目(全6枚の内)
現代語訳
これはお役所の修復に使う諸費用を、銀山領の村々に割り当てられた金額の自村負担分、お役所へ上納しました。 これは大家組の座頭(盲目の男性、女性)の飯米三斗九升四合弐勺 丑年六月に渡した分の代金です。 五穀豊饒の祈祷のために前々から上納して来ております。
脚註
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