「桜江古文書を現代に活かす会について」の版間の差分

提供:石見銀山領33ヵ寺巡り
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== 設立趣旨 ==
 
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2024年11月7日 (木) 07:10時点における最新版


設立趣旨[編集]

江の川は急峻な中国山地を蛇行し、日本海へと注ぐ中国地方最長の河川です。豊富な流量があり、江戸時代から河川交通が盛んでした。少ない耕地に暮らす流域の人々は、豊かだが厳しい自然の中で、様々に知恵を絞り上手く自然と共存し、長い歴史を編んできました。太陽エネルギーと自然の恩恵だけで暮らしていた先人たちの知恵は、環境問題が深刻化する現代に確かなヒントを与えてくれるはずです。

桜江町中村家には、江戸時代から続く膨大な古文書が残されており、河川交通が盛んだったことから、その内容は江の川流域に及びます。それらの古文書を紐解き、江戸時代の人々の暮らしを知ることで当時の価値観を学び、現代社会と比較することで地方文化の向上に貢献するとともに、現代社会へ環境に優しい生活の在り方を提案します。

活動[編集]

古文書を通じた交流

古文書に親しむ会の開催

中村家古文書を題材とした古文書解読の勉強会

解読した古文書の現代語訳と公表

次世代への郷土の歴史の伝承

沿革[編集]

2007年6月1日  設立

2007年12月2日 桜江歴史講演会 (於)川越コミュニィティーセンター

 講演1「中村家の古文書から見る江戸時代の暮らしと文化~恋文から大福帳まで~」

     講師:仲野 義文氏(石見銀山資料館館長)

 講演2「中村家郷蔵の建物調査報告~飯南町古民家の事例を交えて~」

     講師:渡部 孝幸氏(大森銀山地区街並みアドバイザー)

 建物見学会 中村家郷蔵見学と古文書・古民具見学

2008年2月24日  桜江歴史講演会Ⅱ (於)川越生涯学習センター

 基調講演「中村家文書に見る石見地方のたたら経営」

     講師:相良 英輔氏(広島経済大学教授)

 研究報告1「中村家文書に見る「預け牛」の史料について」

     講師:和田 美幸氏(松江市文化財課嘱託)

 研究報告2「石見銀山の周辺地域について」

     講師:藤原 雄高氏(石見銀山資料館学芸員)

2008年3月 「桜江古文書を現代に活かす会~中村家古文書あ・ら・か・る・と~」報告書作成

    4月~ 「古文書に親しむ会in桜江・講師:藤原雄高氏」毎月第1木曜日開催

    5月~「古文書に親しむ会in松江・講師:内田文恵氏」毎月第3火曜日開催

    2008年10月25日  桜江歴史講演会Ⅲ「江戸時代の古文書から学ぶ薬草学」

  ①植物観察会 講師:神田博史氏(広島大学准教授)

            杦村喜則氏(元島根大学助教授)

  ②薬膳昼食会 提供:川越食生活改善委員会

 ③講演1「笑薬・安上がり健康術~家康と金さん銀さんの長寿の秘訣」

     講師:神田博史氏(広島大学准教授)

  講演2「石見銀山の薬と中村家古文書」 

     講師:成田研一氏(江津市高砂病院薬剤師)

2009年3月「江の川重薬~江の川流域の薬草の知恵~」作成

2009年9月5日 松江の歴史講演会(於)松江市市民活動センター

 講演1「松江に鉄道を引く」

     講師:沼本龍氏(松江市文化財課嘱託)

 講演2「松江藩へ~石見銀山領豪農借金取立てに奮戦す」

     講師:内田文恵氏(松江市文化財課職員)

2009年10月2日 中学生のための歴史講座(於)桜江中学校

     講師:西田友広氏(東京大学史料編纂所助教) 

2009年10月3日 江津歴史講演会Ⅳ「中世の日本海水運と江津」(於)江津市立郷田小学校

     講師:西田友広氏(東京大学史料編纂所助教)

役員[編集]

〈代表〉中村久左衛門

〈事務局〉國井加代子


所在地[編集]

江津市桜江町大貫