「浜原村西田屋借銀并家督取調分散一件」の版間の差分

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== 現代語訳 ==
 
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1798年,浜原村西田屋の借金がいかに膨大であったかがわかります.
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借金の内容は中略しています.
  
 
== 脚註 ==
 
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2021年1月3日 (日) 03:24時点における最新版

目録番号:ら258

担当:古文書に親しむ会 in 桜江


文書画像と釈文[編集]

1枚目(全8枚の内)[編集]

13-01.JPG

午六月
浜原村西田屋借銀并家督取調分散一件
    

2枚目(全8枚の内)[編集]

13-02.JPG

浜原村幾六殿儀近年御公借并内借
相嵩身請難相成候ニ付去巳暮諸家督
銀主中江差出ニ被成度所隣村拾ヶ
村余ゟ 御役所被申上候者幾六殿儀ハ
数代鉄山等手広ク相稼村々御年貢御納所
方之為ニ茂相成猶又末々之もの

3枚目(全8枚の内)[編集]

13-03.JPG

多分作間之節者幾六働方江手寄り
渡世仕候処同人相潰候而者右等之
もの多勢必至与供に極難仕候段
御歎申上候ニ付以御慈悲私共被召出
被 仰付候者幾六諸家督并内借等
相調世話方仕取引相済候様被仰付
依之私共立会諸敷検談仕候趣
左ニ書記申候

覚     

4枚目(全8枚の内)[編集]

13-04.JPG

一 田畑高合百四拾八石弐斗六升八合三勺
一 林山合七拾八所
一 鉄山合三ヶ所
  〆
   是者浜原村御帳面前并他村越石共幾六持所無残出シ申候
   内
浜原村之内
一 田畑高五石九斗壱升弐合六勺
	是者銀山方御役所拝借銀弐貫目之質ニ入ル
同村
一 田畑高拾三石弐斗弐升壱合八勺
	 林山六ヶ所
	是者右同断拾貫目之質ニ入ル
同村
一 田畑高拾五石弐斗九合五勺
	外 林山壱ヶ所
  〆

    

5枚目(全8枚の内)[編集]

13-05.JPG

是者潮村茂兵衛殿浜原村重右衛門殿右両人より
	借用銀拾五貫目之質ニ入ル
同村
一 畑高五石七斗弐升壱合四勺
    外 林山壱ヶ所
	是者吾郷村宗七殿久喜原村次右衛門殿両人ゟ借用銀
	六貫目之質ニ入ル
同村
一 鉄山三ヶ所			広瀬領不残
	是者広瀬拝借米代六貫目引当
同村
一 畑高九斗九升八合
    是者粕淵村清作ゟ借用銀四貫目之質ニ入ル
同村
一 田畑高拾三石五斗六升
	是者志学村吉右衛門殿ゟ借用銀弐貫目之質ニ入ル
同村
一 田畑高八石壱斗五合
	是者志学村吉右衛門殿ゟ借用銀弐貫目之質ニ入ル

    

6枚目(全8枚の内)[編集]

13-07.JPG

質地小以 田畑高百拾壱石五斗八升七合四勺
 合   林山七拾壱ヶ所
	 鉄山三ヶ所
残田畑高三拾六石六斗五升九勺

7枚目(全8枚の内)[編集]

13-14.JPG

右者私共并銀主中浜原村役人中
幾六殿御親類中立会諸家督検談
いたし候処余程之大借ニ候得者迚茂返銀
余分不足ニ相成銀主中御損方ニ相見へ
気之毒ニ奉存候得者数代商売柄相
働候家柄之儀ニ茂候間前書之通銀主中
    

8枚目(全8枚の内)[編集]

13-15.JPG

御勘弁を以幾六殿名跡株絶不致
名跡ヶ成之相続被致候様幾重ニも
御勘弁被成奥書御得心印形可被成下候以上
 寛政十午六月	世話方都賀行村
				嘉四郎
			同 波積本郷
				文野右衛門
			同 乙原村
				瀬左衛門
			同 大森町
				庄右衛門
			同 同
				民右衛門
			同 同
				勘左衛門
		銀主衆中    

書き下し文[編集]

現代語訳[編集]

1798年,浜原村西田屋の借金がいかに膨大であったかがわかります. 借金の内容は中略しています.

脚註[編集]


コメント[編集]

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