「鉄座について大森御役所への口上」の版間の差分
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2018年7月5日 (木) 08:31時点における版
目録番号:ま136
担当:島根大学法文学部社会文化学科歴史と考古コース古文書ゼミ
文書画像と釈文,書き下し文
1枚目(全6枚の内)
乍憚口上 去ル子年被為鉄座御取立成私共義仕 来り候商売之筋御糺之上問屋并仲買 共株被仰付永久安堵之義難有仕合 奉存候則御仕法之趣以代呂物往来差 滞之儀ハ無御座候得共鉄荷之儀御座ヘ 一手ニ御買上ヶ被置成直段等も差定リ
憚りながら口上 去る子年、鉄座御取立て成させられ私共義仕り 来り候商売の筋御糺しの上、問屋并びに仲買 共株に仰せ付けられ、永久安堵の義、有難き仕合せに 存じ奉り候則ち御仕法の趣を以って、代物の往来、差し 滞りの儀は御座無く候得ども、鉄荷の儀御座へ 一手に御買上げおきなさり値段等も差し定まり
2枚目(全6枚の内)
在之候様ニてハ代呂物之取遣不□之筋 相見ヘ申候
これ在り候様にては代物の取り遣い□ざるの筋 相見え申し候
3枚目(全6枚の内)
4枚目(全6枚の内)
5枚目(全6枚の内)
6枚目(全6枚の内)
現代語訳
憚りながら口上 去る子年に幕府が鉄座をお作りなさった時に、私共の 商売の筋をお調べなさって、問屋と仲買に 株が末長く認められたことを ありがたく思います。
脚註
コメント
<comments hideform="false" /> トーク:鉄座について大森御役所への口上